はじめての EmDash入門約 20 分EmDash 1.3.1 で確認

準備するもの(Node.js、pnpm、Cloudflare アカウント)

EmDash でサイトを作る前に、パソコンに Node.js と pnpm を入れ、Cloudflare のアカウントを作ります。Mac と Windows の手順です。

最終確認: 2026年10月21日はじめての EmDash(2 / 3)
先に読んでおく記事

EmDash でサイトを作るには、パソコンに Node.js と pnpm の 2 つのソフトを入れ、Cloudflare のアカウントを作っておきます。どれも無料です。

この記事の作業には、次のものが必要です。

  • Mac または Windows のパソコン
  • インターネットに接続できる環境
  • メールアドレス(Cloudflare のアカウントを作るときに使います)

ターミナルを開く

ソフトのインストールやサイトの操作には、ターミナルを使います。ターミナルは文字でコマンドを入力してパソコンを操作するアプリです。このガイドでは記事のコードをコピーしてターミナルに貼り付け、Enter キーを押してコマンドを実行します。

Mac の場合

Finder で[アプリケーション]>[ユーティリティ]>[ターミナル]を開きます。command キーとスペースキーを同時に押し、「ターミナル」と入力して開くこともできます。

Windows の場合

スタートメニューで「ターミナル」と入力して開きます。Windows 10 で見つからない場合は、「PowerShell」と入力して開きます。

Node.js を入れる

Node.js は JavaScript で書かれたプログラムをパソコンで動かすためのソフトです。パソコンの中で EmDash のサイトを作ったり動かしたりするときに使います。2026 年 10 月の時点では、バージョン 22.16 以上が必要です。

  1. ブラウザで Node.js のダウンロードページ を開きます。
  2. ページの下のほうにある[macOS インストーラー (.pkg)]を押してダウンロードします。Windows の場合は[Windows インストーラー (.msi)]です。
  3. ダウンロードしたファイルを開き、画面の案内に従ってインストールします。

ページの上のほうには、「LTS」と書かれたバージョン番号が表示されています。LTS は長期間サポートされる版のことで、インストーラーからは LTS が入ります。nvm や Docker を使うコマンドも表示されていますが、このガイドではインストーラーを使います。

インストールが終わったら、ターミナルを開き直して次のコマンドを実行します。

node --version

v24.22.0 のようにバージョン番号が表示されれば完了です。番号はインストールした時期によって違います。22.16 より小さい番号が表示された場合は、以前に入れた古い Node.js が残っている可能性があります。ダウンロードページから LTS をもう一度インストールしてください。

pnpm を入れる

EmDash のサイトはたくさんの部品(パッケージ)を組み合わせてできています。pnpm はそれらの部品をダウンロードして管理するソフトです。Node.js には同じ役割の npm が付いていますが、EmDash のテンプレートは pnpm を使うように設定されているので、このガイドでも pnpm を使います。

ターミナルで次のコマンドを実行します。Mac も Windows も同じです。

npx get-pnpm

「Need to install the following packages: get-pnpm」と表示され、「Ok to proceed? (y)」と聞かれたら、y を入力して Enter キーを押します。pnpm のダウンロードとインストールが始まります。

インストールが終わったら、ターミナルを閉じて開き直します。Mac では最後に「To start using pnpm, run: source ~/.zshrc」と表示されますが、ターミナルを開き直せば、このコマンドを実行する必要はありません。「npm notice New major version of npm available!」という案内が出ることもあります。このガイドの手順では、npm を新しくする必要はありません。

開き直したターミナルで、次のコマンドを実行します。

pnpm --version

12.14.0 のようにバージョン番号が表示されれば完了です。

ターミナルで node --version と pnpm --version を実行し、それぞれのバージョン番号が表示されたところ

次の記事で作るサイトのフォルダーの中では、テンプレートが指定しているバージョンの pnpm が自動で使われます。2026 年 10 月の時点では 11.9.0 です。サイトのフォルダーの中と外で pnpm --version の番号が違っても、問題ありません。

Cloudflare のアカウントを作る

Cloudflare のアカウントは、作ったサイトをインターネットに公開するときに使います。公開するのはこのガイドの後半ですが、ここで作っておきます。

  1. ブラウザで Cloudflare の登録ページ を開きます。
  2. メールアドレスとパスワードを入力して、アカウントを作成します。
  3. Cloudflare から確認のメールが届きます。メールの中のリンクを開いて、メールアドレスを確認します。

このガイドでは Cloudflare の無料プランのまま進めます。

うまくいかないときは

node --version や pnpm --version でコマンドが見つからないというエラー(Mac では「command not found」)が出た場合は、インストールより前に開いたターミナルを使っている可能性があります。ターミナルを閉じて開き直してから、もう一度実行してください。

開き直しても pnpm が見つからない場合は、npx get-pnpm をもう一度実行し、最後まで終わったかを確かめてください。

次の記事

次の記事では npm create emdash を使って、パソコンの中に自分のサイトを作ります。